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東方projectの二次創作を中心に,                                           管理人の趣味全開なブロクを展開中。
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  これは、とある青年の日常を非常に誇張、過大に描写して紡ぐ物語である。

傍から見れば単なる自虐日記かもしれないが、本人にとってすれば切なくも必死に生きている奮闘記なのである。

決して、青年がダメ人間であることを主張するものではない。

========

職場にやってくると、裏口にパトカーが止まっていた。


やはり一人の職員である以上、こういった情報の確認はしておくのが普通である。


俺 「おつかれーっす。ってか裏口にパトカー止まってます――

店長「六科、お前なにをした?」
マネジャ「六科、お前なにをした?」
レジ部の人「六科君、何したんですか?」

俺 「――けど、ウィーンの合唱団も真っ青の呼吸合わせはやめてくれませんか?」


店長「六科、お前なにをした?」
マネジャ「六科、お前なにをした?」
レジ部の人「六科君、何したんですか?」

俺 「ねぇだからスルーやめましょ!?しかも全員首だけこっち向くのやめてくださいよ!?軽くホラーですよ!?この光景!」



店長「wwwwwwww」
マネジャ「wwwwwww(バンバンッ」
レジ部達「wwwwwwwww」


ガチャリ ←事務所のドアが開く音


チーフ「店長、店にパトカーが」


店長「六科が何かやらかした」
マネジャ「     何かやった」
レジ部「              です」


俺 「無理なら無理して合わせようとしなくて良いですから!」

チーフ「はははw六科君、諦めなさいw」

俺 「いや・・・・でも・・・っ」

チーフ「パトカー、来てるから」

俺 「そっち!?」








ジャンジャンジャーン♪ 

ジャンジャンジャーン♪ 




俺 「・・・この短時間で火サスのBGM用意するとか、マジパネェっす」


マネジャ「いや、ケータイに入ってたからwwww」








・・・最近、職場の人達が裏で示し合わせてるんじゃないかと思い始めました。
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  これは、とある青年の日常を非常に誇張、過大に描写して紡ぐ物語である。

傍から見れば単なる自虐日記かもしれないが、本人にとってすれば切なくも必死に生きている奮闘記なのである。

決して、青年がダメ人間であることを主張するものではない。

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職場に新しいチーフがやってきた。

それも、レジ部を担当する同い年の可愛い女性だ。

自分で言うのもアレだが、正直いってウチのレジ部担当の中には評判の高い子が多く、今回やってきたチーフもなかなかに可愛い。


そんな、同い年の子との、会話の一部がコレだ。





「―・・・、ってことは、Oさんの一歳年下なの?」

「はい、そうです!」

「なるほど。ってか、逆に俺は何歳だとおもう・・・?」

「・・・・28・・・ですか?」

「違うねぇ」

うーん、としばらく考え込む彼女。

同い年なのに悩まれるというのもショックだが、俺の場合は少し、ほんの少しだけ大人びて見られることが何故か多いので、あえてスルーする。


「・・・・うーんっ!」


しかし、すぐには答えはでないのだろう。

仕方なく俺は答えることにした。


「実はね、同い年で二十さ『ハァァン(´゜ロ゜)ぃェえッ!?』なんだけど、ごめんなんでもないです」




きっとこの子は凄い子になる。

そんなリアクションを返された一日だった。


  これは、とある青年の日常を非常に誇張、過大に描写して紡ぐ物語である。

傍から見れば単なる自虐日記かもしれないが、本人にとってすれば切なくも必死に生きている奮闘記なのである。

決して、青年がダメ人間であることを主張するものではない。

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今日は簡潔に述べていこう、俺のおかれた状況を。






チーフ「六科君!天丼作って!」

俺 「レシピが手元にありません!『春の天丼』と『夏の天丼』、どっち作ればいいんですか!?」

チーフ「『夏』で!」

俺 「チーフ!大変です!容器がありません!!!」

チーフ「前使ってた容器でなんとかして!!」

俺 「いや、前使ってた容器の蓋がないんです!!!」

チーフ「それじゃ、ステーキ丼の容器使っていいから!!!!」

俺 「チーフ!大変です!!!お米がありません!!!!」

チーフ「なんとかして誤魔化して!!!!」

俺 「チーフ!!もっと大変です!!!天丼のタレが足りてません!!!!」

チーフ「なんとかして頑張って!!!!!」

俺 「チーフ!!!もう致命的です!!!天ぷらがありません!!!!」

チーフ「wwwwwwwwwwwww」

俺 「なぜそこで笑いが生まれる!?」

マネジャ「大丈夫、お前はそういう星の元に生まれてるんだからwwww」

俺 「俺のせいなの!?ってか笑ってないで解決策考えてくださいよ!?」

マネジャ「お前、ここは生鮮食品を扱うスーパーで・・・?」

俺 「・・・ハっ! 店頭から降ろしてきます!!!」


(俺捜索中・・・)


俺 「ダメです!店頭にもありませんでした!」


(声木霊中・・・)


俺 「チーフ!どこいった!?マネージャーは・・・!?」


パートさん「六科君が店内行ってる間、どっかいったよ?」


俺 「くそがっ!!!」


パートさん「もう、六科君がやれる範囲で頑張れば良いと思うよ!」

俺 「やったる・・・!やったろうじゃないか!!!!!できた!!!!!」

パートさん「ぇ!?どうやって作ったの!?」

俺 「気合いですよ!もうKIAIなんですよ!!!俺の全力なんですよ!!!!」





機械 「 天丼 ハ 登録サレテイマセン 」



俺 「もうヤダこの職場あああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」


これは、とある青年の日常を非常に誇張、過大に描写して紡ぐ物語である。


 


傍から見れば単なる自虐日記かもしれないが、本人にとってすれば切なくも必死に生きている奮闘記なのである。


 


決して、青年がダメ人間であることを主張するものではない。


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『バレンタイン』


 


 


 


まず初めに、結果から言おう。


 


 


 


→チョココロネ


→からし


→なぞのリモコン


 


 


・・・・おかしい。最後に行くにつれて意味が判らなくなってくる。


 


 


 


いや、落ち着け俺。


 


これは一見あらゆる要素が盛り込まれているが、一つ一つ検討すれば俺はリア充という要素が見えてくるかもしれない。


 


 


まずはじめに、『チョココロネ』。


 


一見チョコを含んでいるように思われるが、どちらかというとパンという部類に入るものである。


 


「貰えるだけありがたいだろ」


 


なんて言葉が聞こえてくるかもしれないが、


 


『母親が哀れにおもって夕飯の食卓に並べたもの』


 


であるという状況を加味すれば、身に染みる切なさが伝わるであろう。


 


夕飯のメニュー:  チョココロネ


 


せめて牛乳が欲しいところだ。


 


 


 


 


次に、からし。


 


この言葉だけを聞くとチューブに入った商品を想像するかもしれないが、これはそんなに大層なものではない。


 


 


具体的に言えば、納豆に同封されている小さいパック状のからしである。


 


 


同じく夕飯において差し出されたものであるが、納豆などの使用先がなければ意味を成さない。


 


 


ましてや、これ単品だけではチョココロネとの相性は最悪に悪いだろう。


 


 


 


 


 


最後は、『なぞのリモコン』である。


 


 


 


――用途が不明。


 


 


 


 


 


 


冷静になるんだ、六科貍よ。


 


落ち着いて断片的な情報から真実を推測し、今後の最適な行動を導きだすんだ。


 


 


 


 


まずチョココロネ。


 


これは明日の朝にでも食べよう。


 


無理に今すぐ食べる必要があるわけでもないし、ましてや家族からの贈り物だ。


 


まるでおしぼりのようにそっと差し出されてきても、俺が平然としていれば何の問題もない。


 


 


 


 


次、からし。


 


ご飯を用意しよう。


 


そして納豆を冷蔵庫から取り出そう。


 


姉貴がクスクス笑ってるが気にしない。


 


 


 


 


最後、なぞのリモコン。


 


 


 


 


 


 


 


 


リモコン「俺、お前の部屋の物に対応してねーからwwww」


 


 


 


 


 


 


 


 


 


「貍、お父さんのリモコンしらないか?」


 


「父さん、俺の部屋に入ったの?」


 


「ちょっとパソコンがしたくて。でもつかなかった」


 


「うん、パソコンはね、まずこのボタンで電源を入れようね?」


 


「あー、そこなんか。おけーおけー、わかった」


 


「うん。それと、そのリモコンは?」


 


「ダメもとでやってみた」


 


「つかないからね?ってかこのリモコンは何のリモコン?」


 


「昔のテレビの」


 


「じゃあ絶対につかないから!!ってかなんでそんなもんまだ持ってんだよ!?」


 


(・・・・・しゅん)


 


「ああもう、うなだれなくてもいいから!」


 


「いや、うなだれてないよ。考えてた」


 


「何を!?」


 


「このリモコンの使い道をね」


 


「まだそのリモコンの利用価値をまだ探してんの!?」


 


「とにかく、こんどからパソコンについては貍に頼む」


 


「・・・ああもう、そうしてくれ・・・」


 


 


 


 


 


 


こうして、俺のバレンタインは父親の相手をすることで幕をおろしたのである。


 


 


リア充な展開?


 


そんなもの、あるわけがない。



これは、とある青年の日常を非常に誇張、過大に描写して紡ぐ物語である。

傍から見れば単なる自虐日記かもしれないが、本人にとってすれば切なくも必死に生きている奮闘記なのである。

決して、青年がダメ人間であることを主張するものではない。
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『忌引き』。

俺が高校生の時に縁のあった言葉だが、今の職場ではチーフとその言葉が繋がる。

よって、職場では当然人手が足りなくなり、マルチプレイヤーとしてスーパーを駆け巡る俺は特に忙しくなる。

「六科君、オムライス作って!」

「はい!この弁当仕上げたらすぐにやります!」

「いや、今すぐに!」

「・・っ!判りました!」

時刻は昼前の十一時。

お客も増えてくるこの時間帯は、売り手としてはもはや戦場と言っても間違いではないだろう。

何せ、自分の一つのミスが全体の足を引っ張ることになるのだ。

それだけは何としても回避しなくてはならない。



「佐々木さん!大変!六科君の方から煙が上がりよる!」

「なんだって!?」



チッ! バレタカッ!


「いやいや!大丈夫ですよ!」

「本当に大丈夫なの!?」

「フライパンに卵入れたら何故か数秒で黄金色になってしまっただけので!」

「それ、大丈夫って言わないからね!?」

「とにかく大丈夫です!」



俺は香ばしすぎる色になった生地を捨てて、改めてフライパンに油を敷き直す。

そして、再びフライパンをコンロに戻した時、心配になったのか佐々木さんが俺のもとへ駆け寄ってきた。

チーフが不在の今、リーダーシップのある彼女は職場の支えだ。

彼女が傍に来るだけで、俺の身体には安心と緊張の二つの感覚が入り乱れる。



「とりあえず、もう一回作って!」

「はい!判りました!」

「とにかく、冷静にね!」

「はい!」


俺は手際良く卵を手に取り、それをキッチンテーブルに当てて殻を割ろうとする。



コンコン・・・ッ!(キッチンの一角に卵を叩きつける音)

グシャッ!(←キッチンの一角が生々しい世界に変わる音)



「・・・・」

「・・・・」

「・・・・よし、次だ!」

「・・・・頑張ってね!」


流石は佐々木さん、多少のミスには寛大な対応で見逃してくれる(これがチーフなら、一週間は笑いの種にされる)。


「・・・ぉ、今度は上手くいったじゃない!」

「いやー、佐々木さんの前で二度も失敗できませんから!」

「あははは、その調子でね?」

「もちろんです!・・・って、そろそろかな?」


オムライス用の卵とは、いかに生地を薄く伸ばし、そして綺麗な焼き加減に出来るかが命だ。

俺はすぐさま菜箸を手に持ち、フライパンへと目を落とす。


「・・・・まだだったみたいですね」

「弱火にしてあげたからね。もう少し時間が掛かるんじゃない?」




数秒経過。



「それにしても、お客さん多いですねー」

「だねー」



また数秒経過。


「・・・・・まだかな?」

「・・・・もう良いと思うんだけどねぇ」



またまた数秒経過。


「・・・・・」

「・・・・・」


またまた、さらに数秒経過。


「・・・・」

「・・・・六科君。卵が煮えてきた気がするんだけど」

「違うんです!これは卵が物理の法則を捻じ曲げただけなんです!」


チクショウ!

焼け固まるそぶりを見せるどころか、熱々のフライパンの上で水分を保つとはっ!



「えっと、これは私がやるから」

「ホントッ!すみません!」

「いいのよ、私だってこんな風にゼラチンみたいになっていく卵は見た事ないから。むしろ驚いてるわ」

「佐々木さん・・・・」

「大丈夫。六科君は頑張ってた。これがその証よ」


優しく、そして頬笑みながら俺を諭してくれる佐々木さん。

その横で、生ゴミ袋に落とされていくゼラチン卵。


図式 : 俺の頑張り=ゼラチン卵=生ゴミ袋の中でプルプルしてる黄色い何か



・・・・やばい。いろんな意味で涙がでそうだ。


「えっと。それじゃ、六科君は赤飯作ってね」

「判りました!」

無理にテンションをあげ、仕事に戻る俺であった。
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職業:
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自己紹介:
 東方projectの二次創作をメインに生息してます。
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